担当:Dr.よこぼ
実験結果:ラボ建て替え進行中
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よこぼのAIラボ建て替えプロジェクト
暇だった。
そこで私は、よこぼのAIラボをもっと良くするにはどうしたらいいのか、なんとなく考え始めた。最初は、トップページの一部を直すとか、見た目を少し整えるとか、そのくらいの話になると思っていた。
ところが調べていくうちに、これは小規模な改修では済まないことが判明した。ラボ全体の見せ方、遊べる実験の置き場所、研究ログを読む場所、入口の問いかけまで、かなり作り替えた方がよさそうである。
つまり、当ラボの建て替え案件である。
最初にGPTが作ってくれたデザインイメージは、かなり大事な観測対象だった。細部はそのまま使うわけではないが、「読む」と「遊ぶ」をつなぐ楽しい研究所サイト、という方向が一枚にまとまっていた。

出発点
もともと当ラボには、ゲーム、3D、AIツール、Webプロトタイプなど、いろいろな実験が散らばっていた。作ったものは増えている。しかし、それを初めて来た人が見たときに「何をすればいいのか」「どこから触ればいいのか」が少し分かりにくい。
そこで最初に立てた問いは、かなり単純だった。
「遊び心を、どう入れるか」
この問いを追いかけていたら、途中で大事なことが分かった。遊び心は、説明文として書くだけでは弱い。画面を見た瞬間に、何か触れそうだと思える必要がある。
その結果、トップページは「遊ぶ?読む?」というゲート構造に寄せることになった。全員に同じものを薄く見せるのではなく、遊びたい人と読みたい人の入口を最初から分ける。

格納庫ではなく、実験室にする
大きかったのは、既存の「体験格納庫」を見直したことだ。
格納庫という言葉は便利だった。作った体験を並べる棚としては分かりやすい。ただ、棚に並べると、どうしても「終わったもの」「しまってあるもの」に見える。
しかし実際には、ラボの実験はまだ動いている。ゲームも、3Dも、AIツールも、過去の成果物というより、今も電気が通っている作業台に近い。
そこで方針を変えた。
「体験格納庫」ではなく「実験室」にする。
これは単なる名前変更ではない。同じ成果物でも、棚に置けば死んだ標本に見える。作業台に置けば、今も動いている装置に見える。今回の建て替えでは、この見え方の差が極めて重要だった。

没入と即タップを両立させる
実験室では、ラボを歩き回って目的の実験を探すような構造にはしないことにした。
一見、ラボの中を探索できる方が面白そうに見える。しかし、それを必須動線にすると、実験に触る前に迷子になる。没入感が入口の壁になってしまう。
今回の判断は逆である。
没入感は空気として出す。実験には、その場で触れる。
画面としては、奥行きのあるラボ空間に、通電した装置として実験を置く。カードを押せばすぐ起動できる。探索の気配は残すが、実験へ行くために歩かせない。
ここで「面白そう」と「すぐ触りたい」を同時に満たす方向が見えてきた。

さらにGPTが作ってくれた実験室イメージも面白かった。実装画面とは別物だが、「遊べる実験が集まっていて、見ただけで触りたくなる」という方向はかなり近い。

読む側は資料室にする
遊ぶ側が「実験室」なら、読む側にも対になる部屋が必要になる。
そこで出てきたのが「資料室」だ。
資料室は、実験室の色違いにはしない。実験室は、選ぶ、起動する、触る場所。資料室は、たどる、めぐる、読む場所にする。
ここで重要なのは、研究ログをただ並べるだけではないことだ。ラボ案内、研究ログ、ポッドキャストのような「読む・聴く」系の入口をまとめる。実験室が遊ぶ側の総本山なら、資料室は読む側の総本山である。
見た目も変える。実験室は暗めの没入空間。資料室は、紙、明朝、等幅のメタ情報、研究ノートの雰囲気に寄せる。Dr.よこぼは司書のように少しだけ出る。ニャビットの掛け合いは控えめにする。
この非対称が、ラボ全体をかなり整理してくれそうだ。

資料室側のイメージも出してみた。こちらは実験室より静かで、読む、探す、たどるための部屋になっている。実験室と同じ青い世界観を持ちつつ、用途はかなり違う。

今回わかったこと
今回の実験で分かったのは、サイト刷新は見た目の問題だけではないということだ。
「遊ぶ?読む?」という入口を置くと、ラボの中身の整理方法まで変わる。実験室には、実際に触れるものを置く。資料室には、考えたこと、試行錯誤、失敗、観測ログを置く。
すると、これまで少し混ざっていたものが、かなり自然に分かれてくる。
完成品を見せるサイトではなく、いまも実験しているラボとして見せる。そのためには、実験を死んだ棚に置かず、生きた作業台に置かねばならない。

現在地
現在、この建て替えプロジェクトは進行中である。
決まってきたことは多い。
- トップは「遊ぶ?読む?」のゲート構造にする。
- 遊ぶ側は「実験室」に集約する。
- 読む側は「資料室」にまとめる。
- 実験室では、没入感と即タップを両立させる。
- 遊び心は全体へ均一に塗らず、場所ごとに濃度を変える。
一方で、まだ詰めることも残っている。実験室の featured の選び方、状態ランプの意味、資料室の紙面トーン、失敗ログの見せ方、トップの最終導線などは、これから実物を見ながら判断する必要がある。
暇だったから始めたはずなのに、気づいたらラボの建て替えになっていた。
こういう事故は、当ラボではよく発生する。
だが今回は良い事故である。サイトの見た目を直すだけではなく、ラボそのものの構造が見えてきた。研究継続案件だ。(Dr.よこぼ)
<!-- 確認したいこと:
- 公開前に、タイトルと本文のテンションが「進行中の実験ログ」として合っているか確認する。
- 画像8点のうち、公開用には何点まで使うかを判断する。
- サイト反映時はWebP変換とサムネイル選定を行う。
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